
ホテルマンはどんな仕事をしているのか知りたい
ホテルマンのリアルな1日ルーティン(働き方)を知りたい
タスク(仕事)をこなす際のポイントを知りたい
そんな疑問にお答えします。
どうも!~たろ~です( `ー´)ノ
某リゾートホテルで、10年目を迎え現役で働いています。
23歳 某リゾートホテルへ入社
25歳 ホテルにおけるマルチタスクを達成
26歳~30歳 北海道~沖縄まで各地方にある大型・小規模ホテル5施設を経験
31歳~現在 時短勤務しながら育児に奮闘・すき間時間で副業開始(月5ケタ達成!)
こんな感じです。
この10年のノウハウを、みなさんにお届けします!
今回は、朝食の1日ルーティン(働き方)について、解説していきます。
「ここは大事!」というポイントも交えながらお話ししていきますね(^^♪
ホテルは、さまざまルーティン(働き方)があるので、今回の朝食編から「夕食」「フロント」「客室」4つのシリーズでお伝えしようと思います。
気になる方は、ぜひご覧ください!
1点注意事項!
あくまである1日のルーティンです。
タスク(仕事)や勤務時間は、その日によって変わります。
また、ホテルの規模は400人入る大型ホテルを想定しています。
では、いきましょう!
【完全公開】現役10年目のホテルマンの1日ルーティン【朝食編①】

現在のホテルは、「マルチタスク」のルーティン(働き方)が主流となっています。
今回は、朝食編という事で朝食のルーティンについてお伝えします。
そもそも朝食というのは、「朝のレストラン」のタスクをさします。
まずは、午前のルーティンです。
1.午前のルーティン
- 3:00 起床・準備
- 4:00 会社到着・朝食準備
- 6:40 ブリーフィング
- 7:00 朝食オープン・接客
- 10:00 朝食クローズ・片づけ
- 11:00 休憩
ぶっ続けで7時間働いています( ̄▽ ̄;)
残業がない日は、あと1時働けばいいだけなので、そのモチベーションで頑張っています。
残業がある日は、しっかり休憩取るだけですね。
次は、午後のルーティンです。
2.午後のルーティン
- 12:00 客室清掃
- 15:00 客室清掃終了・退勤
- 15:30 自宅に到着
こんな感じです。
この日のタスク(仕事)は、レストランと客室清掃の2つをこなしています。
日によっては、客室清掃の後にフロントに入ることもあります。
具体的なタスク(仕事)内容

では、具体的なタスク(仕事)内容をご紹介します。
1.朝食準備
- お皿・コップ・カトラリー・トレーなどの準備
- コーヒーメーカーの準備
- 装飾の飾りつけ(料理を乗せる台やマットをセット・料理に合わせて取り分けるトングもセット)
- 料理の仕込み(盛り付け)
- 注目のゲストの確認(足が悪い・クレームなど)
- 洗い場の準備
- オープン1時間前に冷たい料理をセット
- オープン30分前に温かい料理をセット
- オープン前に1度ブリーフィング(共有事項の確認・身だしなみチェック)
- 7時からお客様をお席まで1組ずつご案内
こんな流れでオープンします。
だいたい準備時間はトータルで12時間前後です。
スタッフの人数は、トータルの準備時間に合わせて出勤してきます。
お客様の人数によってこの時間は、変わっていくので、スタッフの人数も増えます。
「料理を準備するタイミング」
料理の超基本は、できるだけ冷たい料理は冷たいまま・温かい料理は温かいうちに準備することです。
オープンの15分前→温かい料理 オープン30分前→冷たい料理
次は、朝食オープンです。
2.朝食オープン
- エントランス(入り口)でゲストをお迎え
- お客様を席までアテンド(ご案内)
- トレーやカトラリーの場所を伝える
- 料理の補充・料理台のふきあげ
- 食事中にあいたお皿をバッシング(下げる)
- 帰ったテーブルからリセット(片付け)・ふきあげ
この繰り返しです。
専門用語もありますが、そんな言葉を使ってるんだ知ってもらうだけで大丈夫です。
スタッフの人数は、状況によりますが16人前後です。
最近は、コロナ禍なのでもう少し減っています。
とにかくテーブルをあけて、次のお客様をアテンド(ご案内)できるようにします。
「お皿を下げる時に一言声をかける」
レストランは、お客様と話す機会がほとんどないので、少しでも声をかけることでレストランの印象をよくしてくれます。
1点注意ですが、まだ口に食べ物が入っている時や、話しかけられるのが嫌な人もいるので、声をかける際はお客様の雰囲気を読み取ることが大事になってきます。
次は、朝食の片付けです。
3.朝食片付け
- ゲストの使った食器の片付け・洗浄
- ホール全体の掃除機掛け・モップ掛け
- ビュッフェボードの残飯を片付け
- 使った料理の皿・トング・ドリンクの片付け
- 料理台のふけ上げ
- 夜のレストラン用に装飾の配置変更
- ゴミ捨て
- 調理器具の洗浄・片づけ
- 賞味期限のチェック
- 午後の仕込みに使う食材の解凍
- ゴミ捨て
こんな感じです。
片付けもトータル12時間前後で片づけ終わります。
スタッフの人数は、1時間で片づける為単純に12人で行なっています。
「朝食オープン中に並行して片付も行なう」
状況によっては、片付けの時間で終われないこともたまにあります。
マルチタスクなので、朝食終わりのタスク(仕事)に支障がでないように、スタッフ全員で片付けができるところから手分けして片づけていきます。
一通り朝食のタスク(仕事)が終わったら、次のタスクに(仕事)に移動します。
朝食編については、こんな感じで1日を過ごしています。
なんとなくでも、仕事の流れが分かっていただけたらうれしいです(^^)/
朝食は起きるのがつらい

今回は、朝食(朝のレストラン)の1日ルーティン(働き方)について詳しく解説してきました。
朝食のタスク(仕事)は、とにかく「起きるのがつらい」です。
これにつきます。
現役で10年以上もこの業界にいるので、朝起きるのは得意になりましたが・・・(;^ω^)
ただ、慣れてしまえば日が明るいうちに帰れるので、体のことを考えると朝の仕事がおすすめです。
それでも、朝早すぎるんですけどね。(朝というか夜中では・・・)
というところで、以上です。
参考になったら、嬉しいです(^^♪
随時、他のホテルルーティン(働き方)4つについても解説していきます。
興味ある方は、ぜひ見てみてください。
今後も、ホテルに興味ある方に有益な情報を、届けられるように頑張ります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント